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鳥羽市立 海の博物館, 三重大学海女研究センター, 海女振興協議会, 鳥羽商工会議所

御供上げ

ごくあげ

鳥羽市神島町

6月11日

八代神社:綿津見命、弁天社

島の西側に位置する岩礁「コイロガミ」周辺に米をまいてアワビ の豊漁を願う行事。島の祭礼行事をつかさどる「宮持ち」が執 り行う。

午前5時、宮持ちは八代神社の宮司を舟に乗せ、アレガミ、キ ヤ島、コイロガミと呼ぶ3カ所の岩礁に弊を立て、海上安全を祈る。 午前8時、宮持ちは3人の海女を乗せてコイロガミへ向う。岩礁の周囲には数隻の海女舟が待機し、この舟とコイロガミを囲 むように左に3周しながら3升3合3ケの米をまいて、アワビの 豊漁を祈る。祈願が終わると海女らは一斉に海に入って操業する。 この日は、コイロガミ周辺でしか海女漁はできない。

漁を終えた海女は採取した数個のアワビを持ち、宮持ちに「お供 え」として差し出す。受け取った宮持ちは塩と白餅、着とお神酒 を振る舞う。「御供上げ」は「御供え」と考えられ、島の祭礼行 事を務める宮持ちへのお礼を意味するため、海女らはできるだけ 大きなアワビを持って行く。

その後、宮持ちは3人の海女とそろって島の南側に位置する弁天 社とカミサマ磯にアワビや白餅を供え、豊漁と安全、無病息災を 祈念する。

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